半々生活な日々

日々思うこととか、アイドルのこととかつらつらと。

前島亜美(あみた)卒業とSUPER GiRLS(スパガ)の未来について

 

スパガの絶対的エースであった、あみたの電撃卒業劇から約1か月半。

 

あまりにも色々な意味で衝撃的すぎて自身の思いがまとまらず記事に出来ずにいましたが、あみたがいない新体制での全国ツアーも一巡し、ある程度気持ちの整理がついてきたこともあり今回記事を書くことにしました。

 

ファンのみなさんが現状のスパガに対して様々な思いを交錯させているのは把握していて、個々人がスパガに対する見解に自信を失くし、不安感を募らせている人が多いのではないかと感じています。*1

 

"いちファンの意見"という域は出ませんが、このエントリーが、そういったファンの方たちや少しでもスパガについて興味がある人たちの考えの支えになって貰えれば幸いです。

 

 

早すぎる卒業時期と募る不信感

卒業についての第一報を聞いた時は、どちらかというと「あぁ来たるべき時が来たか」という感じで、残念な感じはありつつもスパガ最大の功労者を気持ち良く送り出したいという思いの方が大きかったのですが、その詳細が明らかになるにつれて考えがネガティブに変わっていきました。

 

一番衝撃を受けたのは、あまりにも早い卒業時期

 

2017年3月5日に卒業発表をして2017年3月末に卒業は流石に目を疑いました。

 

あみたの卒業ともなれば3か月以上ぐらいは十分に告知して、出来る限り大きい会場で卒業セレモニーをやるものだと思っていましたし、最低でも今までの卒業メンバーと同じぐらいの期間や規模で見送れると思っていたので、まあ実際のところはわかりませんが"あまり良い状況での卒業では無い"のだという想像をするのは難しくありませんでした。

 

さらにブログの「スパガを好きなまま卒業させてください」発言や、某「闇深事案」ツイートなど、ネガティブに考えるなという方がおかしいような情報の波に翻弄され、到底素直に卒業を祝えるような状態にはなりませんでしたね…。

 

スパガファン界隈でも、あみた卒業の「原因」について具体的な内容がメンバーや運営から全く語られないなかで、少ない状況証拠からの憶測や不毛な犯人捜しなどが横行し、メンバー・ファン・運営の全ての間に不信感を残したまま今に至っているという感じではないでしょうか。

 

 

結局、前島亜美(あみた)の卒業の原因は何だったのか?

まあ結論的には「スパガで自分が活動する意味が喪失したので卒業する」という事なんでしょうけど、実際そこに至るまでの過程がブラックボックスすぎるので不信感が募ってるわけですね。

 

正直今まで語られなかった状況から考えてもその真相が明らかになることはもう無いとは思いますが、とりあえず少しでも整理して不信感を出来るだけ小さく留めるために、ファン界隈で議論された内容を自分なりに抜粋・解釈したものを一応残しておきたいと思います。

 

まずは卒業を決めた時期はいつなのかという点

そもそも第3章のリーダーに就任した時点では近々辞めようとは流石に思ってなかったでしょうし、直近の年末年始あたりでも今後のグループ活動についてのリーダーとしての抱負を語ってたように、まだ辞めようとは考えていなかったように思います。

 

となると卒業を決めたのは本当に最近の事で、しかもそのタイミングで考えを一気に方向転換してしまう何かしらの事件があったと考えるのが普通では無いでしょうか。

 

ではそのタイミングで何が卒業の決め手となったのかという点

これは大体3パターンぐらいに議論が分かれていて、1つは個人活動についてのファンからの批判*2、もう1つはメンバー内不和説、そして最後は運営との不和説

 

1.「個人活動についてのファンからの批判」説

「個人活動についてのファンからの批判」説については、直近で舞台への出演などの個人活動の影響で一定期間グループ活動に対して100%のリソースを割ける状況ではなかった事に対する、リーダーとしての責任論的な批判がSNS等であり、それが個人としての活動の幅を狭めてしまうと感じた結果、卒業という選択しかないと判断したのではという説です。

 

あみたは第3章当初から自身の出口戦略について真剣に考えていた節があり、それがおそらくスパガの活動を行いながら個人活動の幅を徐々に広げていくことだったのではないかと思います。

 

ですので、その両立の模索に対しての批判的な意見は、自身の将来がスパガに縛り付けられようとしているという強迫的感情を生み、それが転じて件の「スパガを好きなまま卒業させてください」に繋がったのではないでしょうか。

 

まあある意味これが私の一番納得出来る筋書きではあります。あくまで憶測なのですが。

 

2.「メンバー内不和」説

次に一番厄介な「メンバー内不和」説。

 

これがファン同士でも一番揉めている内容でしたし今も禍根があるかもしれません。

 

そもそも、あみたはいつでも明るくオープンな性格というわけでは無く、どちらかと言うとヲタ気質なところがあり、舞台裏等の写真や映像から他メンバーとの不仲疑惑がよく出てくるメンバーではありました。

 

なのでその延長線上で特定のメンバーとの不仲が原因で何かがあり、それがグループ活動に対するモチベーションを低下させ、このままいくとグループ全体まで嫌いになってしまうから「スパガを好きなまま卒業させてください」となったのではないかという説ですね。

 

何度も言うように憶測しか出せないので正直分かりませんが、この説についてはさすがに各メンバーのアンチの工作に上手く利用されただけだと思いたいですし、今後のグループの事を考えても信じたくはないですし信じてもアンチしか得しない説だと思います。まあどう思うかは個人の自由ではあるのですが。

 

3.「運営との不和」説

そして最後に「運営との不和」説。

 

卒業発表から卒業までの時期があまりにも短すぎるため、運営と揉めて実質脱退させられたのでは無いかという説です。

 

しかも、特定メンバーとの不仲の原因を運営が作っているといった形でメンバー不和説と混ぜて面白おかしく記事にしているネットニュースなどもあり、もしかしたら対外的な卒業の真相イメージがこれになっている可能性もあります。

 

真相は別としても、出来ればこの不名誉なスパガに対するイメージを運営の方々には払拭してほしいのですが、それももう難しいのでしょうか…

 

 

前島亜美(あみた)卒業への正直な思い

何度も似たようなことを言っているような気がしますが、いかなる真相であったとしても、今回のあみたの卒業は本当に残念な思いでいっぱいです。

 

おそらく今後スパガの歴史を振り返ることになったとき、特に変な疑惑も立たず円満に卒業していったメンバーと比較して、卒業に関することが多くは語られない卒業メンバーの1人になってしまう可能性を思うとただただ悲しい。*3

 

華々しく盛大に、そして清々しく見送ってあげられなかったということがずっと心の中にモヤモヤと残り続けることは避けられないと私は思っています。

 

 

今後のスパガの未来について

正直あみた卒業の一件で、やっと持ち直していたスパガモチべを相当量失ってしまったのですが、一応卒業直後の豊洲のリリイベは見に行きました。

 

ラジオでみやりが語っていたように、確かに客入りはまあまあ良く、階段の後ろ柵近辺までファンや通りがかりの家族連れ客等がいましたね。

 

とはいえステージを見て、やはりスパガ楽曲においてのあみたの歌声やパフォーマンスは唯一無二だったんだなと痛感させられ、その喪失感を埋めるには個人的におそらく大分時間がかかるかもしれません。

 

 

しかしある意味で絶対的な存在として「スパガ=あみた」と代名詞としても語られていたメンバーが抜けたことは、これまでのスパガの流れを大きく変える可能性を秘めているとも言えます。*4

 

アイストの現状を考えると、もうスパガへの4期生以降の増員は難しい*5と思うので、これから作られるスパガが言うなれば最後のスパガのイメージとなるのではないでしょうか。

 

中堅・中小のメジャー系アイドル勢の空洞化が進む厳しい環境下で、その例に漏れず苦戦が続いているスパガですが、何とかもう一度素晴らしい花を咲かせてあげたいと願うばかりです。

 


SUPER☆GiRLS / スイート☆スマイル(Short ver.)

 

*1:スパガのイベントのたびに当ブログのアクセスが伸びているのもそのせいかも…

*2:というか文句

*3:絶対的エースとして語られるだろう一方で、卒業に関する話題でモゴモゴしそうという残念さがより悲しい…

*4:現に2016年の大変革とあみたの卒業でかなりファンは入れ替わっていると感じていますし、新しい風が吹きはじめている環境ではあります。

*5:アイスト以外から持ってこれるならまだしも、ストリート生が縮小してあまりに少ない