アイドルストリート 2016.1.17重大発表についての雑感
みなさんこんばんは。
乃木坂の2016年展望を書くつもりが、
まいまいの卒業発表があったりAKBとのコラボ騒動があったりと色々情勢が変わったのでもう少し考えをまとめるのに時間がかかりそうです。
ですので少し外れて、今回はスパガとアイストのライブに先日参戦してきたので、
今のアイストについて思うところを書きたいと思います。
重大発表がありました
ニュースサイトなどでも報道されましたが、
先日のアイストライブ内で、二つの重大発表がなされました。
1つ目は、一部メンバーの海外留学。
2つ目は、2016年6月よりアイストの新体制始動。
まずは海外留学について
昼公演で発表されたチキパ山本真凜と鈴木真梨耶、GEM武田舞彩のLA留学。
公演内では明らかにされませんでしたが、留学期間は2年を予定しているようです。
建前上前向きな発表内容ではありますが、
正直、なかなか賛同できる内容ではありません。
チキパについては、現状妹分グループであるGEMに色々と追い抜かれている現状で*1、
何とかして立て直していかなければいけない状況なのにもかかわらず、
ボーカル担当の一角である真凜とマスコット的存在でもある真梨耶の離脱は相当厳しいものがあります。
GEMについても言わずもがな。
絶対的エースポジションで活動していた舞彩*2の離脱は、多くの単推しファンを逃すだけでなく
GEMそのものの形が大きく変わってしまって、箱推しさえもヲタ卒・推し変しかねません。
しかも、GEMはちさるんの休業復帰という試練をようやく乗り越えて、これからだというタイミングでした。ふざけんな。
そもそもの話として、
LA留学にどれほどの価値があるのか、さっぱりわかりません。
日本で得られずにLAで得られるものがどの程度あるのでしょうか。*3
そういった内容についての具体的な説明が全然ないので、全く納得できないわけです。
アイスト新体制とか嫌な予感しかしない
夜公演で海外留学とセットで発表されたのが、2016年6月からのアイスト新体制への移行です。
スパガ、チキパ、GEMの3グループについて、2016年6月までを「現体制」と定義し、
それ以降に「新体制」に変わるという内容でした。
これも建前上前向きな発表なのですが、
残念ながら全く明るい未来が想像できません。
まず短期的な話として、
今回の新体制の発表は上記内容以上の情報は一切なく(おそらく2016年6月まで発表なし)、ファンの間では様々な憶測が出ていることです。
新メンバー加入のみか、卒業メンバがーいるのか、グループ間シャッフルをするのかという話まで出ています。*4
まだ新メンバー加入のみならいいですが、現メンバーがグループから何かしらの形でいなくなるとなると色々と問題です。
既存ファンについては、2016年6月まで、自身の推しが卒業するのか別グループに行くのかという不安を常に抱えてヲタ活しなければなりませんし、
新規で付くかもしれなかったファンの人も、推しを決めた途端に卒業という悲劇があるリスクを負ってまでファンになってくれるでしょうか。
基本的に今のままでは2016年6月まで、ファンは増加せずに減少するだけとなるでしょう。
長期的な話としては、
今回の一件を含めて、運営の信頼度がますます下がっているということです。
言ってしまえばアイスト運営は昔からそんな感じですが、
とにかくファンの要望を聞かない、
もしくは自分たちの都合のいいもののみピンポイントでしか聞かないという状態で、
今回の一件についてもファンの多くがネガティブに捉えるだろうということがわからなかったのでしょうか。
樋口Pのツイートにもある通り、会社の都合等でこうなったというのもわかりますが、
責任者は誰なのかということやそれでファンが納得する説明になっていると思ってることが、
より信頼度を下げていくことに繋がっていないでしょうか。
アイストがこの先生きのこるためには
海外留学に行く3名が帰国し元のグループに戻ってくるのは2018年6月ごろとなるわけですが、
そもそもそれまで母艦が残っているのかという疑問を多くのファンがもっているのではないでしょうか。
元のグループが名前だけ残っていても、アイスト再編で既存メンバーとグループが切り離されてしまったら
もうそれは元のグループではないでしょう。
ともかく運営はもう少しファンの想いに耳を傾け、それを叶えるために行動すべきです*5。
たしかにマンネリからの脱却には変革が必要です。
でもその目的はファン・メンバー・運営の三者にとってプラスになるものでなければなりません。
変革を目的とした変革なんて何の意味もない。
あの発表後の会場の雰囲気を見た先にある、
今目標とすべきことは「現状維持」だと、私は思います。
乃木坂46 2015年雑感について
「躍進」と「停滞感」が共存した2015年
乃木坂46の昨年2015年の評価を一言でするとなると、色々と意見が分かれるんじゃないかと思う。
それはおそらく、人気がさらに出て躍進したなという話と、なんか停滞してたなという話の2つに分類できるんじゃないだろうか。
たぶん僕は両方とも正しいと思っていて、ただそれはグループへの関わり方や視点の違いから発生してるに過ぎないと思うのだ。
「躍進」は現場の実情と数字と外仕事から
乃木坂46の「躍進」を裏付ける要素、実は沢山ある。
まずは現場だが、ライブはアンダーライブも含めて大箱を余裕でうめているし、握手会も回数を重ねるごとに人が増えていると感じる。*1
しかも、一部のメンバーのみの人気ではなく、すべてのメンバーについて優劣はあるものの人気が上昇していると言える。*2
次に数字。
CDシングル売上枚数は、2015年も右肩上がりでついに13thの累計枚数は70万枚を突破した。
他のアイドルグループが横ばい傾向もしくは下降傾向をみせるなかのこの売上は満点をあげてもいいぐらいじゃないだろうか。
最後に外仕事。
各メンバー色々と差はあるものの、雑誌の専属モデルが決まったりTV・ラジオ番組に出演したりと外仕事がとても増えた1年だったし、今まで乃木坂46を知らなかった人たちにも名前を覚えてもらうことができたのではないだろうか。
「停滞感」の原因は遡って2014年から
一方「停滞感」はどこから来ているのか。これを語るうえでは、「2014年」は避けては通れないだろうと思う。
2014年、この年は乃木坂46にとって天国と地獄の年だったといえる。
CD売上枚数も絶好調であったし、着実に広くなるライブ会場、飼い殺しから解放されたアンダーメンバーの躍進等、夏までは文句の付け所がほとんどない状態で上り調子だった。あの神宮の夏までは。
ドキュメンタリー映画でも触れられたが、さゆりんごのスキャンダルは当時相当なショックをメンバー・ファンともに与えていた。そして追い打ちをかけるように紅白落選の報が入り、正直秋から年末にかけてはそれまでの雰囲気がガラッと変わってしまっていたと思う。
そして、そんな絶望の淵からなんとか持ち直していくことになるわけだけど、やはり代償はでかい。
「1回休み」の2015年
実際問題この2015年、前半は2014年に落ち込んだ分の復興作業に追われていたと思う。ファン・メンバーともに腫れ物にさわるような状態を時間をかけて緩和しようと努めていた。
後半に関しては、あの神宮の夏以降にあったであろうストーリーを1年越しでただ想定通り再現していった状態だったようにも思う。*3
そういう意味では、2015年は「1回休み」の年ともいえるし、それが「停滞感」を生んでいるのではないだろうか。
前述の「躍進」と矛盾するという意見もあるかもしれないけれど、それはあくまでも時間差の問題、すなわち2014年に潜在的に加速していた人気が表面化しただけで、ロケットが加速が切れた後も上昇を即座にやめないように惰性的な躍進であるといえるのではないかとも思う。
さいごに
とは言っても、特に個人的には乃木坂46ファンを辞めるつもりは今のところないし、今後も応援を続けていきたいとは思ってるので安心してもらいたい。
次のエントリでは、乃木坂46の2016年の展望を書いていきたいと思う。
らりんの卒業の意味、欅坂の本格稼働、アイドル業界の動向と立ち位置など色々ある。
2016年は乃木坂46にとって正念場だ。しっかり見届けていきたい。
ブログはじめました
はじめまして、一色青人と言います。
新年ということもありまして、何かをはじめてみようと思い、手近なところですがブログをはじめてみることにしました。
日々のことで思うところを綴ったり、趣味のアイドル鑑賞について思うところなんかを書いていけたらと思います。
あまり文章を書くのは上手くないですが、このブログを通して少しでも成長出来たらなと思います。
今後ともよろしくお願いします。